社員インタビュー

ただ案件を紹介するだけではない、プロ人材一人ひとりのキャリアに伴走するFLEXYの流儀

ただ案件を紹介するだけではない、プロ人材一人ひとりのキャリアに伴走するFLEXYの流儀
浜下 智美

浜下 智美(はました ともみ)

FLEXY本部 FLEXY2部 FLEXYtoCチーム マネジャー

新卒でアデコ株式会社に入社し、派遣営業を6年半担当。社会人3年目でリーダーに昇格し、1人で150名規模の派遣スタッフの採用・フォローを担う。その後、学校法人に転職し通信制高校の教員として生徒200名の生活指導から学習・進路指導まで幅広く経験。「今困っている人を助けたい」という想いからサーキュレーションへ入社。CS経験を経てFLEXYのtoC組織に異動し、現在はマネジャーとしてフリーランスエンジニア・デザイナーへの支援と組織マネジメントを担う。

「プロに寄り添い、数字以上の価値を生み出すのが私たちの介在価値だよね」マネジャーとしてそう説き続けた結果、メンバーからその姿勢を体現するエピソードが次々と生まれるようになったと浜下さんは語ります。

FLEXYのコーディネーターが向き合うのは、IT系フリーランス人材、一人ひとりの生活やキャリアそのものです。効率的なマッチングのみを追求する従来のエージェントのスタイルから一線を画す、その介在価値とは何か。元教員という経歴を持つ彼女が、なぜこの仕事を選び、AI時代にどう進化させていくのか。リアルな言葉で語っていただきました。

「今困っている人を助けたい」教員を志した私が、プロ人材支援の道を選んだ理由

―サーキュレーションに入社するまでのキャリアを教えてください。

新卒でアデコ株式会社に入社し、人材派遣業の営業を6年半担当しました。3年目でリーダーに昇格してからは、メンバーの育成とチーム成果の追求に邁進する日々を過ごしながら、営業としては150名規模の採用とフォローを担う多忙な時期もありましたが、「人の可能性を育てること」へのやりがいは常に感じていました。
一方で、大学時代に取得した国語の教員免許を活かし、教職に挑戦したいという思いも抱き続けていました。その後、ご縁があって、通信制高校を運営する学校法人に転職。200名の生徒をサポートする中で念願の夢を叶えました。しかし、次第に葛藤が生まれます。
私が伝えたかったのは「将来、社会に出た時に困らない術」でしたが、高校生にとって優先は何よりも今であって、「進路」という目の前のことでした。
私が本当に伝えたいことと、生徒たちが求めていることの乖離を感じた時、私の想いは「今、まさに困難に直面している人を助けたい」という想いに変わっていきました。

大人にとって、仕事は生活そのものです。「仕事が順調であればプライベートも充実する。」自営業の親の背中を見て育ち、そのことを肌で感じてきたからこそ、仕事に関して困っている人を助けたいという気持ちが強くありました。自分の強みである「一人ひとりに寄り添い、支える力」を最大限に発揮できる場所を求め、カスタマーサクセス(CS)職としてサーキュレーションに入社しました。

―そこからFLEXYのコーディネーターポジションを選んだきっかけを教えてください。

CSとして1年半経験を積んだ頃、現在執行役員 (マーケティング 兼 FLEXY担当)の赤羽さんから声がかかりました。「FLEXYにご登録をいただいたプロ人材へのカウンセリングを強化し、案件参画やキャリア形成をサポートするコーディネーターチームを立ち上げたい。一緒にやらないか」という打診でした。その際、「私(赤羽)は覚悟を持って臨む。引き受けてくれるならあなたにも覚悟を持ってやってほしい」と言われ、その言葉に背中を押されました。会社としてまさに注力していく領域で自分に声をかけていただけた嬉しさもあり、挑戦を決意しました。
また、コーディネーターの主要ミッションである、「フリーランスの方々への支援」という仕事は私の原点である「人の成功と成長に寄り添うこと」そのものだと思ったことも、チャレンジする理由の一つでした。

コーディネーターとはプロ人材一人ひとりのキャリアに寄り添い、共にキャリアを創る

―他社のエージェントとFLEXYの違いを、現場で感じる場面はありますか?
プロ人材の方々から直接、お話を伺う機会が多々あります。一般的なエージェントの中には効率を重視するあまり、ご本人のご志向性とは異なる案件を一律に紹介してしまうケースもあるようです。FLEXYは案件の総数において、まだ大手に及ばない部分もありますが、だからこそ、「プロ人材一人ひとりに徹底的に向き合い、提案をしたい」と考えるメンバーが集まっており、それがチームの文化になっています。

例えば、メンバーが担当し、社内の「ベストプロジェクト賞(※)」を受賞した事例があります。そのプロ人材の方には「プライベートでどうしても大切にしたいこと」があり、それを守りながらフリーランスとして働くことが一番の希望でした。しかし他社からは条件を優先した仕事を紹介され、ご自身の希望が叶えられないまま話が進みそうになっていたんです。

(※)FLEXY本部内における各役割間での優れた連携によって創出された、最も模範的なプロジェクトを表彰する制度。毎月実施され、メンバーの自薦・他薦エントリーをもとに、マネジャーおよび役員審査を経て決定される。

ちょうどそのとき、私たちの元に、そのプロ人材が大切にしたいことを守りながら稼働できる案件が舞い込んできました。メンバーがすぐに連絡し、本当にやりたいことを改めてお伺いしました。「FLEXYであれば、叶えられる案件があります」とお伝えしたところ、その一言がプロ人材の心に響き、最終的にFLEXYで稼働いただくことが決定しました。
そのプロ人材の方に「本当の意味で寄り添いたい」と思っていなければ、プライベートの希望にまで踏み込んだ提案はできません。また、何をその方が大切にしているのかを深く理解していなければ、案件が発生した瞬間にすぐに連絡することもできなかったはずです。「キャリアに寄り添うこと」は、まさにこうした瞬間に現れるものだと考えています。

―FLEXYでの案件への参画を見送られた後も、コミュニケーションが続くケースがあるとお伺いしました。

それはもう、そのようなケースばかりです(笑)。
実際には、他社の案件への参画が決まることも多々あります。ですが、私たちが考える「キャリアに寄り添う」とは、その時々の選択がその方にとってのベストであれば、それで良いということ。たとえ今回はご縁がなかったとしても、「次はまたサーキュレーションさんで探します」や「無理を言ったにも関わらず短期間で紹介してくれて本当にありがたかった」と感謝の言葉をいただいたりすることが次のキャリア支援にもつながっていると感じています。
中には、案件への参画に至らなかったにもかかわらず、プロ人材の方から会食に誘っていただいたメンバーもいます。目の前の1つの案件で決めてもらうことだけが全てではありません。その方の長いキャリアの中で、信頼できるパートナーとして選ばれ続けること。それこそが、コーディネーターという仕事の本質だと思っています。

マネジャーとして伝え続けること数字の裏にある「なぜ」を忘れないこと

―マネジャーとして、チームメンバーに大切にしてほしいことを教えてください。

日々の業務は、どうしても数字で完結してしまいがちです。決定数、インタビュー数、意思獲得数、面談数…。もちろん、これらはKPIとして追っている指標ですが、毎日数字を求められ続けると、メンバーが「自分は何のためにこの仕事をしているのだろう」と目的を見失ってしまう瞬間があるのも当然だと思います。
だからこそ私は、この仕事の本質を思い出す場を定期的に、意図的に設けるようにしています。数値を追うことは、私たちが実現したい世界を叶えるための「手段」であって、「目的」ではありません。目的と手段をはき違えないよう、「私たちの本質的な介在価値とは何か」という話を意識的にするようにしています。

これを伝え続けていたら、メンバーから「プロ人材の方にこう言っていただけて嬉しかった」「今日、こんなお話を伺えた」というエピソードが次々と出てくるようになりました。こういった文化が根付くことが、メンバー自身が目指す理想の姿にも近づくことでもあるため、現在の組織のあり方を非常に嬉しく思っています。

―そんなFLEXYのコーディネーターのチームはどんなメンバーが多いですか。

現在は新卒5名、中途8名と、キャリア採用で入社したメンバーが多い組織です。キャリア採用メンバーは6名ほどが人材業界の出身ですが、それ以外のバックグラウンドは本当に多種多様です。ただ全員に共通しているのは、意識のベクトルが常に「プロ人材」に向いているということ。相手の笑顔や喜びを心の底から願って行動できるメンバーが集まっています。
仕事へのスタンスは、「分からないことを分からないままにしない」「知識が追いつかないなりに必死に食らいつく」そういう姿勢を持っているメンバーが活躍しています。なぜなら、「相手(プロ人材)のために恥をかくことを恐れない」から。その方のためにならないことの方が恥ずべきことだ、という感覚を持っているからではないかと思います。

人と人が向き合う時間を増やすために——AIが変えること、変えないこと

―サーキュレーションは2025年8月にPKSHAグループにジョインしました。グループとの連携により、現場にはどのような変化が出てきていますか?

一番のワクワク感は、これまでコーディネーターが手作業で懸命に行っていた「案件の選定」が、AIによって急速に効率化されていくことです。それによって、プロ人材とコーディネーターが向き合える時間を、これまで以上に増すことができる。そういった想いを持って仕組みを開発している仲間がグループ内にいるということが本当に心強いです。
インタビュー記録やマッチング精度の向上など、AIが担う領域が増えた分、私たちはプロ人材一人ひとりと対話する時間をより豊かにしていきたいと考えています。それによってプロ人材の方々が何かに困った時に「まず最初に連絡したい人」として、信頼し覚えてもらえるような深い関係性を築いていきたいです。

―生成AIが必須スキルとなる時代に、クライアント側のニーズはどう変わると見ていますか?

企業組織の「少数精鋭化」がさらに進むと考えています。AIに代替できる業務が増えるからこそ、逆に「人にしかできない領域」がより明確になると思います。企業の本質的な課題に気づき、組織の微妙な温度感を読み解き、パートナーとして伴走できる人材。それこそが、企業からも、私たちコーディネーターからも求められる存在です。単に業務知識が豊富なだけでなく、「人として深みを持ち、かつAIを使いこなせる」プロ人材が求められる時代になると考えています。
AIが人の仕事を代替するという議論もありますが、他社での豊富な知見や、多様な組織に入り込んで課題を解決してきた経験を持つプロ人材が、AIに代替されることはありません。これは私たちコーディネーターという職種も同様です。プロ人材の方々に、「自分のキャリアのことは、まずFLEXYに相談しよう」と信頼していただける存在であり続けること。それが目指したい未来です。

FLEXYのコーディネーターだからこそ得られる経験

―どんな方と一緒に働きたいと考えられていますか。

目の前の相手の成功を素直に喜べる人、そして相手のために惜しみなく努力できる人です。まずそのスタンスが備わっていることが大前提だと考えています。
もう一つは、目的と手段を自分なりに意味づけし、「数字を追うことがなぜ大切なのか」を自分の言葉で語れる人。これができる人は、仮に厳しい時期があっても踏みとどまることができますし、成長のスピードも圧倒的に違うと感じています。
逆に、「決まった業務だけを淡々とこなしたい」という方にとっては少し厳しい環境かもしれません。現在の組織は立ち上げからまだ1年強というフェーズであり、1ヶ月前のマニュアルと今日のマニュアルが全く異なるということも往々にして起こります。だからこそ、変化そのものを面白がり、自ら仕組みを生み出していけるような人でなければ、大変だと感じる部分もあるかもしれません。

―「FLEXYのコーディネーターだからこそ積める経験」を一言で言うとしたら何でしょうか。

正社員向けのコーディネーターが「転職という節目に寄り添う仕事」だとしたら、フリーランス向けのコーディネーターは「その人の生活・仕事・人生そのものに継続的に寄り添う仕事」です。1回きりの転職支援にとどまらず、長期的なパートナーシップを築き、プロ人材が困った時に真っ先に連絡をくれる存在になれる。これは、他の環境ではなかなか得られない経験だと思っています。
「三方よし」の精神で、企業も良くなり、プロ人材も良くなり、私たちも嬉しくなる。そんな理想を本気で追求し、叶えられる仕事がここにあります。AIを武器に、人と人が向き合う時間をさらに増やしていく。そんな世界観に心からワクワクできる仲間と、一緒に働ける日を楽しみにしています!

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