中途

企業の変革を目の当たりにできる醍醐味
経営者に第一想起されるコンサルタントに

NAKAMURA HARUKA

2015年 中途入社

プロシェアリング本部
エンタープライズ推進チーム コンサルタント

中村 春香

NAKAMURA HARUKA

明治大学卒業後、大手総合人材サービス企業に入社。求人広告の法人営業を経験した後、IT系スタートアップで新規事業の立ち上げに参画。事業が安定してきたタイミングで、新たな業界を創ろうとしているサーキュレーションに出会い入社。
プロシェアリング本部でマネジャーを2年半経験した後、現在は売上高3,000億円以上の大手企業を担当するエンタープライズ推進チームに所属。企業の経営課題解決に伴走している。
趣味は絵を描くことで、休日は旅行や読書や展示会、そして様々な人との触れ合いを通じて感じたことを絵にしたりして過ごしている。

INTERVIEW

MY DAYS

間違いなく顧客のためになると
信じ切れるサービスに魅力を感じ入社を決意

サーキュレーションに入社される前はどんな仕事をされていたのでしょうか?

大手総合人材サービス企業での法人営業を経て、IT系スタートアップで新規事業の立ち上げに参画しました。

人材系の事業立ち上げだったのですが、3人で事業をスタートさせて、約5年間で売上十数億円、従業員40人程の組織となりました。当時はとにかく事業を潰さないようにと毎日必死で、何でもやりました。1つのマーケットを獲るという目標に向かって、議論と行動を繰り返す日々でした。キツかったですが、熱中して取り組んで実績を作った経験は、大きな自信に繋がっています。

当時経営者との人脈づくりもミッションの一つだったため、経営者の集まりにもよく参加していました。
そこでサーキュレーション代表の久保田と出会い、「サービスの提案に行かせてください」とアプローチしたのが始まりでした。その後何度か会って、ビジネスパーソンとしての将来像や仕事への考え方など話をするうちに「うちと合うんじゃないか」と言ってもらい、それがサーキュレーションへの転職を考えるきっかけになりました。

とはいえ、じっくりと考える時間がほしかったのと、前職でも大きなミッションを担っていたこともあり、実際に転職したのはそれから1年後でした。当時ずっと支えてくださった社員の方々には本当に感謝しています。

サーキュレーション入社の決め手はなんだったのでしょうか?

決め手は2つあります。

1つは会社の存在意義が明確なことです。入社前に創業メンバーに会社の設立理由を聞いたら、即答で「ビジョンを実現するためだ」と返ってきたんです。ぶれない軸があり、しかもそれが社会にとっても大きな意義があるという会社は、実はそう多くはないと思っています。稀有な会社だと思いました。

もう1つは、事業内容が魅力的だったことです。
間違いなく顧客のためになると信じ切れるサービスでしたし、自分自身の成長にも繋がると確信が持てました。顧客はほとんどが経営者なので、相応な知識がなければ会話もままなりません。
関わるプロジェクトも顧客の経営に直結するプロジェクトです。

実際に働いてみると想像通りで、入社前と入社後とでギャップを感じたことはありません。

経営者と伴走し感動を共にできる喜び

現在は、エンタープライズ推進チームで大企業向けコンサルタントとして活躍されていますね。

当社の人事制度は、マネジメントコースとエキスパートコースがあり、自分で希望して挑戦することができます。私はマネジメントを経験した後にエキスパートに異動をしました。
自社の組織を作る役割から、一企業担当として課題解決を推進する役割に変わりました。

マネジメントからプレイヤーへのキャリアチェンジを選択した背景を教えてください!

私が入社した2015年から、個人の働く価値観も、企業の人材確保や育成に対する考え方も、そしてプロシェアリングの認知度・市場規模も大きく変わったと思います。当時は1人のプロ人材を3社、4社でシェアするなんて「何それ?」という感じだったんです。それが今や、プロ人材や副業という言葉も当たり前に新聞やメディアで使われるようになりました。

そんな過渡期に、チームのマネジメントや戦略設計をさせてもらっていました。どうすればサーキュレーションのプロシェアリングサービスが社会・企業・個人に対してより一層大きな価値提供ができるか、自分なりの仮説も構築されてきて、それをもう一度自分自身が直接お客様に提案させていただき、課題解決したいという考えがあったことも異動理由の1つです。

元々、お客様と一緒に、お客様の未来のために本気でディスカッションをして、課題解決の緒を見つけていくプロセスや、最適なプロ人材と共にプロジェクトを組んで、課題解決に繋がった喜びと達成感が大好きなんです。今のマーケットで、もう一度こういった刺激的な体験をしたかったということもありますね。

中村さんが一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?

お客様である企業の変革を目の当たりにした時ですね。

それまで、「うちには人もいないし、知識もノウハウもないから……」と経営者が諦めていたことが、私たちのサービスをきっかけにできるようになったりするんです。

業績が向上したり、組織が拡大したり、ずっとやりたいと思っていた新しい事業が始まったり。
社員の方々の表情がどんどん明るくなっていく様子を何度も見てきました。

経営者と伴走しながら感動を共にできる。
こんなエキサイティングな仕事はなかなかないと思っています。

ご一緒したプロジェクトがきっかけでお客様がメディアに取り上げられたり、プロジェクトでご一緒した社員の方から昇進の報告を頂けたりすることもあり、私たちの仕事には確かな意味があったのだと実感できるときが多々あります。

印象に残っているお客様とのエピソードを教えてください!

ある大手企業で、働き方改革のための部署横断プロジェクトをご支援した時のことです。

縦割り組織になりがちな大手企業の中で、部署を横断する大きなプロジェクトを”推進する”知見は、なかなか社内には無いものです。

社員の皆さんは、部署を横断するプロジェクトへの参加は初めてということで戸惑いもあり、最初はあまり積極的ではありませんでした。
ところが、プロジェクトマネジメント/ファシリテーションをミッションとして入ったプロ人材が、その場の空気を作り、問いかけたり考えさせたりするうちに徐々に意見や思いが引き出されて、発言が増え、アクションが活発になり、素晴らしいチームになっていきました。

最後には「実は、会社を辞めたいと思ったこともありましたが、このプロジェクトに参加して考え方が変わりました!」とおっしゃってくれた方もいて、本当に嬉しかったです。

実はこのプロジェクトの目的には、「働き方改革の推進」ともう1つ、「社員育成」がありました。
自分たちで課題を見つけて解決をする、これをプロジェクトという形で推進する力を社員に養ってもらうことが、次世代幹部育成の土台になると経営陣は考えていました。

現在はプロジェクトマネジメント/ファシリテーションのプロ人材とのプロジェクトは終了しましたが、社員の皆さんだけで新たなプロジェクトを立ち上げて運営ができるような状態になっています。

プロ人材の経験や知見が社内に浸透した、良い事例だったと思います。

この会社をなくてはならない存在にしたい

中村さんのサーキュレーションでの目標を聞かせてください。

2つあります。

1つは、プロシェアリングを日本の全ての企業に活用頂けるようにすることです。
オープンイノベーションの概念が日本全国に広がり、「会社経営するなら、外部のプロ人材と共に」が当たり前になったら、今よりももっとチャレンジングな事業が生まれ、国全体が活性化されるのではと思います。

もう1つは、エキスパートとして顧客の未来を創るプロジェクトを提案し続けること、またそのために自身が変化し続けることです。

異動して間もないですが、数社の大手企業を担当させていただく中で共通する課題は多く、価値提供のパターン化も見えつつあります。
特に、新規事業の立ち上げ、DX推進、SDGsの取り組みをされている部門からはご相談を頂くことが多く、弊社の導入成功事例も増えてきています。
中長期的な未来への仮説を持つことが常に求められるこれらの分野は、困難な課題も多いですが、だからこそ私たちの存在価値が光ると感じています。
VUCAの時代を力強く進む為に、多方面に対して自社・自身ができること考え、変化し続けたいと思います。

MY DAYS

わたしの1日

09:00

チーム朝会

チームで業績の確認・対応事項の確認・担当顧客への提案内容のシェアなどを行います。アイスブレイクタイムもあるのですが、皆んなチームメンバーを笑わせたくてしっかりネタを準備してくるのでトークのクオリティーが高いです(笑)

10:00

顧客と商談

自社のサービス説明と、事前に考えた仮説課題を検証するようにヒアリングをします。顧客の課題特定に大半の時間を使いますが、ここを外すとその後の提案が顧客が求める内容にならないので、非常に重要です。提案の方向性を擦り合わせ、次回の本格提案に備えます。

11:00

顧客と商談

オンライン商談がほとんどなので、数社連続で実施することも多いです。顧客と長期的に関係性を構築する上で、オンラインとオフラインを上手く使い分けるようにしています。

12:00

ランチ

顧客やプロ人材とオンラインでランチ会を開くこともあります。プライベートなお話もできるので、とても大切な場です。

13:00

プロ人材と打ち合わせ

弊社に登録頂いているプロ人材の方々と、一緒に顧客向けの提案内容を考えることもあります。彼らが持つ専門性と、私たちが持つプロシェアリングコンサルティングの知見を掛け合わせます。

14:00

プロジェクト同席

顧客とプロ人材が主導で実施するプロジェクトのミーティングに同席します。内容を理解しながら、今後このプロジェクトが進む先で課題になりそうな種を発見して、次の提案内容の構築に繋げます。

16:00

他部署とのミーティング

マーケティング部やインサイドセールス部との連携ミーティングを行います。この2部門と共に企画を考えてアカウントプランを立てて、顧客深耕をしていきます。社内連携は非常に重要です。

17:00

資料作成、メール対応

提案内容を考える為に、ウェビナーに参加したり本や記事を読んで情報収集をして資料に落とし込んでいきます。そしてメール対応や、その日のうちに終わらせるタスクを処理して、20:00くらいに仕事を終えます。