中途

全国の企業が夢を実現するために、「人」の課題を解決する。プロシェアリングで描く未来

KABASAWA MEI

2016年 中途入社

プロシェアリング本部
Webサービス部

樺澤 芽依

KABASAWA MEI

群馬県出身。明治学院大学在学中に地域間の機会や情報格差に課題を感じる。地方で暮らす人の選択肢を増やす仕事がしたいと思い、まずは自力を高めるためITベンチャー企業に入社。その後ビジョンと事業に共感し、サーキュレーションに入社。4年間人事として30名から200名フェーズの採用活動に従事。FLEXY部へ異動後は、エンジニア・デザイナーのプロ人材と共に企業のIT課題の解決支援を行い、現在はWebサービス部にてSaaSサービス開発企画にも携わる。

好きな言葉は「人生で大切なのは何回呼吸するかではなく、何度息をのむ程の瞬間に出逢えるか」byビヨンセ

INTERVIEW

MY DAYS

「地方の人の働く選択肢を増やす」という自身のビジョンとプロシェアリングの描く未来が重なった

これまでのキャリアを教えてください。

ITベンチャーの法人営業を経て、社会人2年目の終わりにサーキュレーションに入社しました。入社理由の1つには「地方の人の働く選択肢を増やしたい」という私自身の想いがあります。

私は群馬県出身なのですが、通っていた高校は先生が地方の国公立大学への進学を勧め、生徒はそこへ進学するのが当たり前の環境でした。私はたまたま指定校推薦で東京の大学に進学することになりました。地元に留まっていたら触れられなかったと思う情報や機会も多く、そのとき初めて地域間格差というものを実感しました。
特に、都心部と地方の働き口の選択肢の数には大きな差を感じました。私の地元は高卒なら工場、大卒なら銀行か行政、女性なら事務職に勤めるというのが定番でした。様々な選択肢の中からその道を自ら考えて選択したのであれば良いと思うのですが、そもそもの選択肢が少ないということは純粋にもったいないことだ、と思ったんです。「地方の人の働く選択肢を増やす仕事がしたい。」そう思って就職活動を始めたのですが、学生の自分にはまだ経験もスキルも足りないと思ったので、裁量が大きく、早く力がつけられそうだと感じたITベンチャー企業に就職しました。

地元を始めとした地方の働き方をよくしたいという想いが強かったんですね。

そうですね。でも、その会社はお客様志向よりも売上優先だと感じるコミュニケーションが多く、「もっと社会や人のためになる仕事がしたい」と思っていました。
そんな中、2年目の冬にサーキュレーションのメンバーからリファラルイベントに誘ってもらって、当社のことを知りました。

2016年当時はまだ1人の人が複数社で働く世界観や、プロシェアリングなんて全然聞かない時代でしたし、副業、兼業という言葉自体もほぼ出ていませんでした。そんな時期から、経営陣や創業メンバーは日本の将来やビジョンを本気で語っていました。とにかく誰と話しても情熱が圧倒的で、熱いなと(笑)
こんなに真っ直ぐ想いを持って、変革を起こそうとしている社会人がいるんだ!と衝撃を受けました。

サーキュレーションに入社を決めた理由を教えてください!

1つ目は、プロシェアリングがこれからの社会にとって絶対に必要だと思ったからです。
企業の課題はヒト・モノ・カネと色々ありますが、結局、課題解決をするのは人です。地方企業には、少子高齢化による労働力の減少や、経験豊富な働き手が都心部に集中していることから、課題解決できる人を採用したいと思っても採用ができない、という問題があると思います。働き手目線で考えても、年収を数百万円下げて地方へ転職・移住できる人が現実的に多いとは言えません。一方で、働く場所や時間に縛られていないプロ人材であれば、出張やWebミーティングベースで地方企業に参画できます。企業が必要としている経験や知見を持つプロ人材がプロジェクトベースで参画し、経営を前進させる。そういった新しい企業の成長戦略に共感しました。企業が活性化して新しい事業が始まったり、チャレンジングな挑戦が生まれれば、そこで暮らす人の働く選択肢も変わってくると思い、自分自身もプロシェアリングを日本全国に広げていきたいと思いました。

2つ目は、この人達と挑戦したい、と思ったからです。当時は30名ほどの会社でしたし、新しい業界を創るということは簡単なことではないと分かっていました。しかし、話したメンバー全員が真っ直ぐな目で自分の言葉でビジョンや未来を熱く語る姿に「この人達とであれば 業界を、新しい働く価値観を、創ることができる」と感じたんです。

プロシェアリングを通してお客様が挑戦できることを増やし、夢の実現をサポートすることが今のやりがいに

樺澤さんの今の仕事について教えてください!

組織が30名のときから200名規模になるまでの約4年間は、人事として中途採用に携わっていました。現在はFLEXY部で企業様に向けてIT・技術領域に特化したプロシェアリングサービスをご提案しています。
人事のときは「組織を大きく強くしていくことで、世の中にプロシェアリングが広がっていく」と信じて仕事をしていました。実際に、仲間が加わるごとに様々なポジションも生まれ、拠点が本社のみだったところから7拠点まで増え、地方のお客様への提案機会が増えたり、金融機関様とのアライアンスがスタートしたり、会社として出来ることが格段に増えていきました。プロジェクト数も入社した当初は約500件だったところから、15倍以上に増えています。
今は実際に企業様に提案する立場になって、改めてプロシェアリングの可能性の大きさを実感しています。

具体的に、プロシェアリングの可能性を感じたエピソードはありますか?

あるECサービスを展開する企業様が大きく変わることができたプロジェクトはとても印象に残っています。
そのお客様は私がお会いする少し前に大量に社員が辞めてしまい、残った社員は数名。社長や社員がほぼ休みなく働かないと会社が回らない状況でした。当然採用のために時間も割けず、IT技術に1番詳しいのも社長だったために社員育成もままならない。八方塞がりでした。

そこで、まずは社長の右腕になれるようなECのプロ人材をご提案しました。社長には「こんなに実績ある人が来週から来てくれるなんて……!」と喜んでいただき、今は様々な領域のプロ人材4名に参画頂いています。
「樺澤さんとサーキュレーションのおかげで、会社が生まれ変わった。事業が成長して、また夢を見られるようになったよ。」と、その社長からいただいた言葉がとても心に残っています。
社員を教育できる環境でないからこそ、実績のあるプロ人材が経験・知見をアウトプットして、企業様を成長させることができた事例です。社長の表情が変わり、事業が発展していくプロセスを近くで見られることは今のやりがいになっています!

全国のお客様の夢を応援できる会社になるために、仲間と挑戦していきたい

これからの目標を教えてください!

サーキュレーションやプロシェアリングにまだ出会っていない企業様にもこのサービスを届けて、もっと多くの企業様の夢の実現をサポートしていくこと。その結果、日本を活性化させていくこと。そのためにも組織自体を強くして、私たちができることを増やしていきたいと考えています。

日本企業のDXはコロナ禍で加速したものの、DX人材の獲得や育成がうまくいかず「人」が推進の障壁となっている、という声を多く聞きます。そういったお客様にプロシェアリングやオープンイノベーションの概念を届けるためにも、他部署との連携も含めて、組織の成長にも取り組んでいきたいです。

最後に、樺澤さんのサーキュレーションへの思いを聞かせてください!

私はサーキュレーションで「仕事って楽しい!」ということを学ばせてもらいました。
もちろん大変なこともありますが、想いを持っている仲間と切磋琢磨し合いながら、ビジョンに向かって前進していく毎日はとても楽しいです!
組織は大きくなってきましたが、常に挑戦すべきことはあるので、社会や働くことに対して想いのある仲間がこれからも集まってくれたら嬉しいです!

※本インタビューは2021年8月時点のものです。2021年10月より、樺澤はWebサービス部に異動しています。

MY DAYS

わたしの1日

09:00

チーム朝会

チームメンバーの理解を深めるアイスブレイクから始まり、支援事例や社内のいい仕事共有を行っています。
朝から仲間の支援事例やいい仕事を聞くと自分自身も気合が入り、良い循環が生まれています。

10:00

顧客と商談

サービス説明や対話を経て顧客から「やりたい気持ちはあったけどこれまで諦めていたこと」や「こんなことも出来るのか」とお話頂けるように、事前準備を徹底して行います。自分の力不足を理由に顧客の成長機会を損えない!という緊張感もあり、日々の自己研鑽も欠かせません。人事から異動をして身を持ってプロシェアリングの可能性を実感する日々です。

12:00

ランチ

13:00

プロジェクト支援同席

ご支援中の顧客へ定期訪問をします。プロジェクトの進捗確認を行い、どうしたらより顧客の発展のお力になれるか考えながら行動します。

15:00

プロ人材と打ち合わせ

顧客の課題解決に向けてプロ人材とディスカッションを行います。自分の想像を越えるプロ人材の経験の広さ、知見の深さから学ばせて頂くことが多いです。

17:00

社内プロジェクトのミーティング

社内の文化醸成委員会"ワクキラ"やチーム内プロジェクトに属しているので、定期的にメンバーとミーティングを行います。
目指す姿の実現に向けて本気で議論し合ったり、協力し合いながらプロジェクトを創り上げて行く工程はワクワクします。

18:00

翌日商談の準備

商談前の事前準備が肝心。他部署と連携して訪問することも多いので、その場合は事前ミーティングを行います。他部署メンバーから学ばせてもらうことも多く、今後益々チームの垣根を越えて支援の範囲を広げていきたいです。

19:30

自宅にて食事

食べることが大好きなので、1日の疲れを癒す美味しいご飯は欠かせません!
しっかり食べて翌日に備えます。