コーポレート部門の仕事は
"会社の未来を変えること"
YAMAGUCHI MASATO
代表取締役副社長
山口 征人
YAMAGUCHI MASATO
慶應義塾大学大学院理工学研究科を修了後、大手総合人材サービス企業へ入社。経営企画部門にて、全社予算策定・管理会計統括、米ファンドKKR社との業務改善PJT等に従事。2014年サーキュレーション設立、創業メンバー。プロ人材向け組織の立ち上げ、ミドル・バックオフィス部門の立ち上げを経て、全コーポレート部門を管掌し、経営管理本部長に。2021年7月には東証マザーズ(現グロース)市場への上場を責任者として推進。2023年6月に、現職である代表取締役副社長に就任。
雇用に縛られることのない新しい働く価値観を創りたい
山口さんがサーキュレーションを創業することになったきっかけを教えてください!
新卒で株式会社インテリジェンス(現:株式会社パーソルキャリア)に入社しました。最初は、転職支援サービスの中でもIT業界の法人営業担当としてキャリアスタートしました。その後、同社内で経営企画部門に異動してからは全社予算策定や管理会計統括、投資判断事案の検証、ファイナンスレポート、業務改善PJT、組織再編PJT、その他多数のPJTに従事しました。
あらゆる人材サービス、人材紹介、人材派遣、アルバイト紹介、新卒紹介、BPO等を手がけている会社の中で、私は全サービスの戦略からKPIまで隅々まで携わり、精通していきました。知れば知るほど、人材サービスの奥深さや面白さに目覚めていきました。
一方で、日本は人口減少社会です。人材サービスにとって人口減少というのは、正に業界全体が中長期的にゆっくりと縮小していくリスクをはらんでいるという危機感も持っていました。人材サービスにとって労働人口減少や少子高齢化は向き合うべき社会課題です。一方で正にイノベーションのジレンマというか、足元の既存サービスをすぐに大きく変える事も難しいという状況でもありました。
そういった中、これからは雇用に縛られず、また派遣とも異なる全く新しい人材サービスが必要だと確信しました。
日本の人材サービスを根本から変えたいという想いだったんですね。
はい。日本という国だからこそ、新しい人材サービスに挑戦しないといけない。
産業革命やテクノロジーの発展と共に個人の働き方も多様化していく中で、これから50年、100年続いていく社会課題の解決に挑戦しようと思いました。何より社会にとって非常に意義のあるサービスを創りたいという想いが強かったです。
そのために既存の人材サービス会社の中ではなく、新しいマーケットを創造しにいく、自分達のサービスが会社のど真ん中にあり、そのサービスを最高にするために全力を尽くすチームを創る、未来を創っていきたいという思いからサーキュレーションを創業することを決意しました。
設立から様々な出来事もあったかと思いますが、振り返ってみていかがですか?
サーキュレーションを設立した2014年は「プロシェアリング」という考え方は勿論、兼業・副業等の言葉もまだ日本社会に浸透していない時代でした。経営者向けかつ無形商材の経営課題支援サービスであるプロシェアリングは、世の中からすると非常に分かりにくい事業だったと思います。
8人で創業し、知名度の全くないサービスをお客様に活用頂くのはとても難易度が高かったですが、ビジョンを信じる仲間達とひたすらに走ってきた創業期でした。
渋谷の小さなシェアオフィスからスタートし、丸の内オフィスへ移転し、そして今の原宿オフィスへ移転。メンバーも増え、8人でできた事とは比にならない程に、サーキュレーションが出来る事が増えた事は大きな励みになりました。
人生をかけて挑戦したい会社を夢中になれるメンバーとともに
そのあと上場に向かっていったということなのですね。
売上が10億円を超えた辺りで、ビジョンの実現に向けまずは上場を果たそうと決めました。2021年7月に東証マザーズ市場(現グロース)に上場を果たし、資本市場との対話がスタートしました。サーキュレーションというストーリーを、社員やそのご家族、お客様やプロ人材、外部のパートナーや投資家の皆様、全てのステークホルダーの皆様に伝え、ファンになっていただきたいという想いでずっと走ってきました。
そこまで本気でできたのはどうしてなのでしょうか?
あらゆる人材サービスに触れてきた中で、このプロシェアリングの最大限の可能性を感じているからです。困っている企業様への突破口としての重要性を痛感しているからこそ、自分自身が人生をかけてこの事業に全力投球していきたい、そう思っています。
サーキュレーションは、挑戦するマーケットの大きさや、ビジネスモデル、経営者に提言するといった面で新しい人材サービスを展開できている会社だと思っています。その戦う源泉となる、意思を持った想いの強いメンバーが集まっていること、組織として持つ夢の総量が大きいことが何よりもサーキュレーションの強みだと思っています。
最後に山口さんが今後どのような組織を創っていきたいか教えてください!
私たちのMissionである「新しい働く価値観を、よりはやく、人と経営になじませる」ということに夢中になれたらと思っています。
自分自身の価値観を変えることでさえ難しいですが、他者の価値観ということになればなおさら難しいと分かった上で、だからこそサーキュレーションのメンバーと貪欲にチャレンジしていきたいです。
私たちは、社会の価値観を変えることに挑戦しているので、とてつもなく難易度の高いことに挑んでいるのだと思います。「難易度が高いとしても日本を本気で変えたい!」という強い思いを持ったメンバーがこれだけの人数集まっているということは、奇跡のチームなんだろうと感じています。
自分の意思決定が会社の未来を創っているという手応えを感じたい方や、意思のある仕事をしたいと思っている方にはチャンスも多く、楽しんでもらえる環境だと思います。自分達のこれからの可能性を最大限に広げ、信じ、楽しんでいこうと純粋にワクワクできる、そんなチームを今後も創っていきたいと強く思っています。