プロシェアリング業界という
新しいマーケットの開拓者

FUKUDA YU

代表取締役社長

福田 悠

FUKUDA YU

中央大学理工学部を卒業後、大手総合人材サービス企業へ入社。製造業を中心とした約600社の人材採用を支援。大手法人顧客専属部門を経て、同社初となる社内ベンチャーの立ち上げに携わる。2014年、サーキュレーションの創業に参画。中小企業や製造業大手顧客を担当しながら、地方金融機関とのアライアンス、地方7拠点の設立を主導。オープンイノベーションコンサルタントのプロフェッショナルとしてレガシーマーケットの変革を志してきた。2023年4月に、現職である代表取締役社長に就任。

「日本の雇用のあり方を変えた」と語り継がれる会社を目指して

福田さんがサーキュレーションの創業に参画された理由を教えてください!

前職の話からできればと思うのですが、新卒で株式会社インテリジェンス(現:株式会社パーソルキャリア)に入社し、主に2つの業務を経験しました。最初の3年間はDODA転職サイトの立ち上げ事業部に配属され、優秀な先輩や同期と共に猛烈に働き、セールス業務を経験しました。
その後、社内の新規事業立ち上げ制度に、顧問事業の立ち上げを複数名で起案し、最終的に40名程度の事業に育てる経験をさせていただきました。

前職では「はたらくを楽しもう」というスローガンがあり、会社全体に仕事を楽しむ文化が根付いていました。そういう環境に新卒で身を置けたのは、「仕事の大変さと楽しさは共存できる」という価値観を得る上で有難い経験をさせていただいたなと思っています。

一方で、働いている中で「誰かが引いたレールを走るのも楽しいが、自分で新たなレールを敷く側になってみたい」という思いが次第に強くなっていきました。

また、働く中で、日本の雇用流動性の向上が必要だと感じました。今でこそ副業やフリーランスという働き方は当たり前になってきましたが、当時はまだその選択肢がほとんどなく、多様な働き方が選べる社会を実現することで社会がより良くなると考えていました。
最後は、たとえ失敗しても仕方ないと思えるほど信頼できる仲間がいたことが最終的な決断を後押ししてくれたと思います。

サーキュレーションのこれまでの歩みと、今後の展望について教えてください。

ビジョンを掲げ、信頼できる仲間とサーキュレーションを立ち上げましたが、会社が大きくなってくるにつれて、さまざまな課題も発生してきました。 ただその過程で困難を分かち合える仲間が増え、その分やりがいも増してきました。今では300名弱の社員がいますが、皆と一緒に働けることが日々本当に楽しいと感じています。

2024年現在、当社は10周年を迎え、当社のプロシェアリング、スキルシェア事業を取り巻く環境はものすごく大きな変化が訪れています。
まさに市場の拡大期に差し掛かり、マーケットが注目され色々なサービスが立ち上がっています。その中で、これまで同様マーケットリーダーの1社であり続け、最終的には「日本の雇用のあり方を変えた」と語り継がれる会社にしていきたいと考えています。

当社の魅力は「ビジョナリーな組織」と「プロシェアリング事業」だと思っています。ビジョナリーな組織は、会社自体がPHILOSOPHYを大切にしているだけでなく、社員一人ひとりが社会貢献に対しての意識が高く、自分なりの意義付けをして仕事に取り組んでくれています。

プロシェアリング事業は、これまで経営者向けの課題解決型サービスとして展開をしてきましたが、主流は変えずともサービスの可能性を制限せず、働き方の未来を信じて、もっと新しい何かを生み出していくチャレンジをしていく。
そこが我々の使命だと思っています。これからのサーキュレーションの未来が楽しみでなりません。

個人の成長の先に社会を変えていける仕事

働く上で大切にされている価値観はありますか?

サーキュレーションにあるワクキラ働くという価値観ですね。2024年8月まではカルチャーとして定義をしていたのですが、これからはこの文化がサーキュレーションに当たり前にあるからこそ次のステップを目指そうとなり、「なんとかしちゃう!」の策定に至りました。

なぜ忙しい時や大変な時でもワクワクした表情の社員が多いのでしょうか?

サーキュレーションのビジョンに共感していて、仕事の意義を見出しているからではないでしょうか。たとえ大変なことがあっても、自分たちの日々の仕事が社会課題とつながっていると信じている。だからこういう文化ができているのだと思います。

サーキュレーションに入社してくれる人は、早期の成長と社会への価値貢献の両方を求めていると感じています。社会貢献の実現だけなら、当社でなくてもいいと思います。 一方で、自分の成長にしか興味が無いのなら、それもまた当社じゃなくてもいい。
集まってくれているのは、サーキュレーションのビジョンに共感し、自分自身も成長したいと努力できるメンバーたちばかりです。そんなメンバーとともに働きながら、我々のビジョンでもある「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」を成し遂げたいと本気で思っています。

どんな人とサーキュレーションで一緒に働きたいですか?

お客様の成功・喜び・感動を本気で追求できる方と一緒に働きたいです。

我々のプロシェアリング事業は無形商材ですので、お客様に満足を頂けるか、さらに感動を与えられるかどうかは、お客様と接しているメンバーの想いやスタンス、スキル、知識にかかっています。
企業や経営者の方々が抱える課題に対し、ご登録いただいているプロ人材の経験・知見を、どう組み合わせていくか。
その考え方、サーキュレーションの提案の仕方次第では、サービスの可能性は無限に広がりますし、さらにその先のお客様の事業の可能性も広がっていきます。

お客様の会社や事業の可能性を最後まで信じきれる当事者でいられるか、本質的な提案ができるサービスだからこそ、当社一人ひとりの覚悟が問われます。

当社のビジネスモデルは、お客様のプロジェクトを成功に導くという観点ではコンサルティングに近いですが、1つ1つのプロジェクトに新しい働き方にチャレンジするプロの方とご一緒をさせて頂くので、プロジェクトを通じて企業変革を担いながら、新しい働き方のインフラを創る社会性に紐づいた仕事ができる、稀有な仕事だと感じています。
個人の成長の先に社会を変えていけることを実感しながら働ける仕事というのは、多くはないと思いますので、そこに夢中になれる方と一緒に働きたいですね。