プロシェアリング業界という
新しいマーケットの開拓者

FUKUDA YU

代表取締役社長

福田 悠

FUKUDA YU

中央大学理工学部を卒業後、大手総合人材サービス企業へ入社。製造業を中心とした約600社の人材採用を支援。大手法人顧客専属部門を経て、同社初となる社内ベンチャーの立ち上げに携わる。2014年、サーキュレーションの創業に参画。中小企業や製造業大手顧客を担当しながら、地方金融機関とのアライアンス、地方7拠点の設立を主導。オープンイノベーションコンサルタントのプロフェッショナルとしてレガシーマーケットの変革を志してきた。

コンサルタントとして信頼されるかどうかは
経営者に尊敬の念を持つことから始まる

福田さんがサーキュレーションの創業に参画した理由を教えてください!

前職では企業を引退したシニアエグゼクティブの方向けの顧問サービスを手がけており、社会性と共にビジネスの可能性を感じていました。

だからこそ、職能・専門性の高いプロのフリーランスという大きな枠組みでシニアの方だけではなく、若手の起業家や女性、エンジニアなどを含めたプロシェアリング市場はもっと可能性があるだろうと思ったんです。

あとは、その時に一緒にやっていたメンバーなど信頼のおける仲間で起業することになったので、このメンバーと一緒にやればきっと楽しいだろうなと。独立をする事に対しての不安は1ミリもありませんでした。

管掌されているプロシェアリング本部は今、どんなことに力を入れていますか?

兼業、副業、フリーランス、プロ人材という言葉がメディアでもたくさん聞かれるようになってから数年が経ち、こういった働き方をしたいという個人は次第に増えつつあります。

しかし、外部の人材を雇用という形態以外で活用したいという企業はまだまだ少ないのが現状です。
コンサルタントは企業の経営者とお会いして、まずは「外部のプロ人材とは?」「どのように活用すべきか?」といったことを理解していただくことに力を入れています。

そこからプロジェクトにプロ人材の方と伴走し、企業成長に寄与すること。プロシェアリングの価値を感じて頂ければ、企業の中で人材を採用するだけではなく「活用」をするという選択肢を経営者がもつことができます。

福田さんはアライアンス推進室も管掌されているんですよね。

はい。アライアンス推進室は、全国の地域金融機関との提携がメインの業務になります。
昨今ニュースで出ている通り、事業承継問題等で地方の企業数は減少しています。地域の担い手である銀行も融資という本業だけではなく、コンサルティングや人材ビジネスを強化していく方針です。

地域金融機関には地場の中小企業のネットワークという強みがあり、そこに我々のプロシェアリングと提携をする事で、地場企業の成長を一緒にサポートしていく事を目指しています。今後、アライアンス推進室は地域金融機関との提携だけでなく、行政や地方自治体の方と一緒に新しい取り組みを実施する事で、地方創生を実現していきたいと考えています。

組織として大事にされていることはどんなことですか?

プロシェアリング本部では特に、新しいマーケットを創造していく事への情熱と、経営者対する尊敬の念を常に持つことを大事にしています。

我々には、プロシェアリング業界という新しいマーケットを切り拓いていく使命があります。一人ひとりが「自分がこのマーケットを創造するんだ」という開拓者精神を持っていなければ、新しい業界を創るということは容易ではありません。

また、お客様は、注目されているベンチャー経営者から、100年、200年続く地方の老舗企業の経営者まで様々ですが、経営者それぞれが想いをもって歴史をつくってきています。
当社のコンサルタントは年間約200名の経営者にお会いしていますが、1社として同じ会社はなく、その会社にはその会社だけのストーリーがある。

「この社長様はどういう想いでこの会社を立ち上げ、会社の未来をどう考えているのか」といったことをしっかりと理解したうえで尊敬の念を持って接することが大事です。
コンサルタントとして信頼されるかどうかは、そこからスタートすると思っています。

組織の高いモチベーションは日々の仕事が
ビジョンに繋がると信じているから

サーキュレーションはどんなカルチャーなのでしょうか?

サーキュレーションのカルチャーは、「ワクキラ」ですね。取り組んでいる仕事や自らの可能性にワクワクして働いている姿はキラキラ輝いて、周囲に伝播し、ポジティブな影響を与えるというイメージです。

もちろん仕事は忙しかったり大変な時がありますが、それでもモチベーション高く働けているかどうかは表情に表れると思います。ワクワクしている表情をしているメンバーがすごく多い会社だと思うので、そういう文化をこれからも大事にしていきたいなと思います。

なぜ忙しい時や大変な時でもワクワクした表情の社員が多いのでしょうか?

ビジョンに共感し仕事の意義を見出しているからではないでしょうか。たとえ大変なことがあっても、自分たちの日々の仕事が社会課題とつながっていると信じている。だからこういう文化ができているのだと思います。

個人の成長の先に社会を変えていける仕事

どんな人がサーキュレーションに合ってると思いますか?

「今まで営業をやっていたけれど、コンサルタントになりたい」という思いを抱く人も多いと思いますが、活躍するには相応の経験と知識が必要です。

当社のコンサルタントの仕事でいうと、経営者、そしてプロ人材とともにプロジェクトを遂行していくので、ビジネスモデル自体が個人の成長を促してくれる環境です、自己研鑽をして知識を身につけることは必須ですが、プロジェクトでその道のプロ人材から学ぶ機会を得られる、そこに魅力に感じる人は多いと思います。

だからこそ、高い成長意欲をもち続けられるよう自身を律する事ができる人にとっては、最適なのではないでしょうか。

成長意欲の高い方であれば得るものが多そうですね。

あとは、サーキュレーションが掲げているビジョンに共感できる方ですかね。個人の成長の先に社会を変えていけることを実感しながら働ける仕事というのは、実はそんなに多くはないと思っています。

当社のコンサルタントは、社会性に紐づいた仕事ができる。だからその二つを叶えたいという方には、ぜひチャレンジしてもらいたい仕事ですね。