個人のポテンシャルを最大限に引き出し、一人ひとりの個力を組織力に
NARITA TAKEO
経営管理本部
ヒューマンリソース1部 部長
成田 赳夫
NARITA TAKEO
大学卒業後、大手総合人材サービス企業にて人材紹介サービスを中心に法人営業を7年経験したのちに、人事にて4年半人事企画・中途採用・人材開発・組織開発と幅広く人事領域を管掌。「雇用」することが是とされている日本において、人材活用の選択肢が増えることは社会的意義も含めて重要であると感じ、2017年にサーキュレーションに入社。入社当時80名だったところから100名、300名へと組織を拡大していくフェーズに参画し、採用、人材開発、人事管理・労務・総務、人事企画と、その時々の会社の状況に応じて幅広く担当。現在は、新卒採用と人材開発領域を管掌。
雇用・派遣にとどまらない人材活用の必要性
成田さんがサーキュレーションに参画することになった背景を教えてください。
2006年に新卒として株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)に入社。当時は人材紹介・人材派遣・アルバイトの3領域を軸に総合的に人材サービスを展開しており、2017年9月に退職するまで約11年半在籍しました。
人材紹介事業の法人営業に配属され、主にIT業界の企業向けに人材紹介サービスを通じた中途採用支援を約7年経験しました。その後、同社の人事部へと異動になり、中途採用・人材開発・組織開発・人事管理・人事企画を経験しました。
営業として外部から企業の中途採用支援を行い、その後人事として内部から採用や人材マネジメントに関わる中で、人材確保の手段が「雇用」「派遣」だけでは限界であることを身をもって痛感しました。
特に、会社にとっての重要ミッションを担えるようなハイレベルな人材をタイムリーに採用することはどんな企業にとっても至難の業であり、従来の手段に加えて新しい人材活用のあり方が必要であると強く感じました。
そこからサーキュレーションへの参画を決意されたんですね。
はい。この体験があったからこそ、当時サーキュレーションが掲げていた「1人が3社で同時に働く」といった新しい価値観や、経験・知見を循環させるというビジョンに強く共感し入社を決意しました。
当時はまだ業界地図にも載っていない「人材のシェアリング」という業界を創るというフェーズであったことと、経営陣をはじめとした一緒に働く仲間に魅力を感じたことも大きかったです。
現在、どんなことを管掌されているか教えてください!
現在は新卒採用と人材開発の2領域を管掌しています。
当社は無形商材を社員自身が付加価値をつけてお客様に提供するビジネスモデルであるため、社員次第でいくらでも価値の高い提案ができ、採用や人材開発といった機能は非常に重要です。
また、経営資源の中でも「ヒト」は最も不確定要素が大きく、ゆえに最もレバレッジを利かせられる資源だと考えており、社員のポテンシャルを最大限に引き出し、一人ひとりの個力を組織力に変えていくためのstructure、dynamics、cultureを磨き続けていくことがHRチームのミッションであると考えています。
私の組織は「採る」ことと、「育む」ことがミッションであるため、この両輪をこれまで以上に連動させ、当社の未来、そしてお客様や社会の未来を担う社員を増やし育んでいきたいと考えています。
他の誰でもない自分が会社の未来を作る
最後に、このインタビューをみている方に向けてメッセージをお願いします!
大切にしているCIRCUIZMは「超絶オーナーシップ」です。
「プロシェアリング業界を創る」「新しい働く価値観を創る」ことに「誰かがやってくれる」という気持ちなど1mmもなく、社員一人ひとりに高い当事者意識があったからこそ生まれた推進力でここまでの成長を遂げてきた会社だと思っています。
一般的には、組織が大きくなると当事者意識やオーナーシップが薄れると言われています。当社が創業した時よりはプロシェアリングを含めた人材のシェアリングという言葉を聞くようになったものの、それでもまだ業界も新しく「働く価値観を創れた!」と言えるフェーズにはまだまだ到底及ばない中で、改めてオーナーシップを社員一人ひとりが持つことが重要であると考えています。
また私の過去を振り返っても、高いレベルでオーナーシップを発揮できていた時こそ大きな成長に繋がった実感があります。
まだまだ発展途上の当社を選んでくれた社員には、ぜひとも「超絶オーナーシップ」を体現してもらい、ほかでもないその人自身にとっても大きな成長の機会にして欲しいと思っています。