#03

私たちが新卒でサーキュレーションを選んだ理由

サーキュレーションに新卒入社したメンバーが、入社を決めた理由や入社後の変化について語ります。

Member

鶴見 真子
(鶴見)

プロシェアリング本部
アライアンス推進チーム

2018年 新卒入社

佐藤 里緒菜
(里緒菜)

経営管理本部
ヒューマンリソース部
新卒採用チーム リーダー

2017年 新卒入社

松井 優作
(優作)

プロシェアリング本部
製造チーム マネジャー
 

2016年 新卒入社

入社の決め手は社会課題の解決を目指すビジョン

本日は新卒でサーキュレーションに入社をした皆さんにお集まりいただき、色々なお話を伺っていきたいと思います。
では、簡単に自己紹介をお願いします!

優作

では、私から!

早稲田大学を卒業後、2016年の新卒として入社をしました。

製造チームのコンサルタントとして、自動車部品メーカーや化学メーカーの企業様を担当しています。現在はリーダーとしてユニットのマネジメントもやらせてもらっています。

里緒菜

慶應義塾大学を卒業後、2017年の新卒として入社しました。

入社からずっと、新卒採用を担当しています。
年次を重ねるにつれて役割が変わってきていて、1年目はマネジャーが戦略を練ったものを実行する部隊として動いていました。
2年目は施策の企画や社内メンバーを巻き込みを推進していく役割を担い、3年目からは戦略立案の一部にも携わるようになりました。

鶴見

東京工業大学大学院修了後、2018年の新卒として入社しました。

入社してから、製造チームのコンサルタントとして化粧品・健康食品業界のお客様を担当していました。2019年に金沢にある北信越支社に移動し、現在はアライアンス推進チームで行政との事業創出などを担当しています。

皆さんはなぜファーストキャリアでサーキュレーションを選ばれたのでしょうか?

優作

シンプルですが、一番面白そうな仕事だと思ったから、というのが最も大きいですね。
会社のビジョンと成長性、そして一緒に働く仲間が面白さを感じたポイントです。

「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンは、今後日本に必要となってくる価値観ですし、今やっている事業がビジョンに繋がっていることが私には重要でした。

成長性という観点では、お客様は経営者や役員の方がほとんどで、ご登録者の方もプロフェッショナルの方ばかりです。そうなると、自分自身がプロでないと、会話ができないし、ましてや交渉なんてとても無理ですよね。
そんな環境に新卒の頃から飛び込むことで自分自身が成長できると感じワクワクしました。

仲間については、面接の時間がいつも楽しくて、この人たちと毎日働けるのなら最高だなと思いました。

里緒菜

私も会社のビジョンと「新しい働く価値観を創る」というミッションに惹かれたことが入社を決めた理由です。

大学時代に労働経済学を勉強する中で日本の「働き方」に課題を感じるようになり、働き方に選択肢がない現状を変えたいという想いがありました。
特に女性の働きにくさに疑問を持っていて、サーキュレーションであればその課題を解決するプラットフォームになれるのではと直感的に思いました。

実は、最初からそのように考えていたわけではなく、就職活動で自分のキャリアについて考え始めたところから発展していき、日本の労働問題という社会課題を自分ごととして捉えられるようになり、なんとかしなければならないという想いが強くなっていきましたね。

鶴見

私も日本の社会課題を解決したいと思ったのが始まりなので、里緒菜さんと近いです。

私は、人と自然が共存している持続可能な社会が素敵だと思っていて、そのために地方の産業を活性化させたいという想いがありました。

就職活動では、コンサルティング業界を広く見ていて、外資系やシンクタンクなどの話を聞きに行ったのですが、大手コンサルティング会社は売上何十億、何百億円以上と提供する企業を限定している印象があり、地方の中小企業を支援するのは難しいなと思いました。

そう考えた時に、サーキュレーションのビジネスモデルであれば、地方企業の経営に寄り添った支援ができるなと思ったんです。いつかは、今サーキュレーションと仙台市が取り組んでいる地方創生プロジェクトのような仕事を担当したいと思っています!

地方企業や中小企業のお客様でも使いやすいサービスが提供できるのがサーキュレーションの醍醐味ですよね。
続いてですが、サーキュレーションに入社してみて入社前とのギャップはありましたか?

鶴見

ギャップではないですが、尊敬できる魅力的な人達が集まっているという事です!

面談や面接でお会いする人が魅力的だったことが入社ので決め手の一つだったのですが、正直、中にはそうではない人も一人くらいいるだろうと思っていました。すみません……(笑)
しかし、入社してお会いする方お会いする方、それぞれに夢や目標を持ってキラキラと働いていて。
刺激を受けることが多いです。

そして、思っていたよりも大変だったことは、自分の力でマーケットを開拓するということです。

そもそも、まだ業界として確立されていないサービスを、自分が未知の業界の企業様に活用頂くためにはどうすればいいかという事を調べて、仮説を立てて、検証してというのがこの仕事の醍醐味でもあり、大変な点だなと思います。

よく、ベンチャーは自分の力で勝負しなければいけないと言われますが、これは想像以上に難しいと感じましたね。

優作

私はベンチャーだから予想できないことが色々と起こることを期待して入社したので「予想通り予想外だらけだな」と思いました(笑)

自分自身の変化も、こんなにガツガツ仕事をするようになったり、人前でたくさん話すようになるとは思ってなかったですね。
今は予想外が起こることを楽しんでいます。

優作さんは今後サーキュレーションでやりたい仕事などありますか?

優作

「プロシェアリング」のサービスの可能性を広げられる新規事業に関わりたいです。

創業して5年しか経っていない中で、今やっているサービスが100%正解だとは思ってはいないんです。まだまだ進化できる余地がある。

今後はこのサービスの可能性を追求する取り組みをしたいと思っています。

例えば、ベンチャーキャピタルの機能、企業間のマッチングをする仕組み、個人がプロジェクトを立ち上げたい時に弊社のプロ人材を活用するなど、今よりも柔軟な活用の仕方があると思っています。

今は、企業とプロ人材の間にサーキュレーションが入ってマッチングをし、プロジェクトを進めていますが、それすらない活用もできるはずです。
「プロジェクト単位で働く」という価値観がさらに広まっていくような取り組みをしたいですね。

また、サーキュレーションにはまだ、新卒入社のメンバー発で立ち上がった新規事業がないので、新卒一期生の自分がその実績を作って、後輩たちが後に続きやすい環境を作りたいと考えています。

里緒菜

素晴らしいですね!これから入社してくる新卒メンバーにそういった道筋を作ってもらえるのは新卒採用担当としてもうれしいです。

今の話を聞いて、会社として、社員のキャリアを考えるフェーズになってきたのかなと感じています。
この一、二年の間に、キャリアカウンセリング制度やジョブローテーション制度、兼業・副業制度とキャリアに関わる制度も充実してきていますし。

これまでは既存事業を拡大させることが不可欠だったから、そこに向けて全社が一丸となってやってきました。お客様の支援実績が増え、仕組み化・システム化ができてきて、会社の土台が固まってきた今、次にやることに目が向けられるようになってきていると思います。

年齢、役職に関係なく意志があれば
打席に立つチャンスがもらえる環境

まさしくベンチャーの醍醐味ですね。他に新卒でサーキュレーションに入社する魅力はどんなものがありますか?

優作

責任のある打席に何回も立てること、ですね。

経営者への提案やプロジェクトのとか重大な意思決定がされる場面に、

新卒なので、もちろんビジネスの経験値は先輩方と比べると多くないのですが、何十回、何百回も立てて影響を受けられます。知識や経験が得られることももちろんですが、「視座が上がらざるを得ない状況」になります。

お客様と対峙した後に愚痴ばかり言うようなことはないと思うんです。

お客様はほとんどが経営者や役員の方です。
その方達に対して「今、経営が〇〇という状態だから〇〇をすべきだと思います」という提案したら、自社に帰った後も「自分が社長だったら」という高い視座で、自分のやるべきことを文句言わずにやるようになりますよ。

ただ、仕事に追われすぎその有り難みを忘れてしまうと、視座が下がってしまい、「現場の営業」としてだけの仕事をするようになってしまうから気をつけなければならないなと思います。

成長できる環境としてサーキュレーションは本当に素晴らしいと思っています。
そして、そのような成長できる環境で本質的にお客様の役に立てる仕事ができることが魅力です。

ある自動車部品の会社様で品質不良が多発することが問題となっていました。
そこで、プロのデータサイエンティストに組織に入ってもらい、不良品率を減少するプロジェクトを提案しました。結果として、2〜3ヶ月で数千万円分の不良品削減に成功しました。

この成果に対して、「このような縁を作ってくれた松井さんのおかげです」という言葉を頂きました。

鶴見

お客様の期待を超えた結果ですね!

私が特に印象に残っているのは、初めて1つの企業様で複数のプロジェクトが決まった時のことです。
最初のプロジェクトを進める中で私の動きを見て、もう一つの案件も任せようと思って頂けたそうで、コンサルタントとして信頼して頂けたと実感することができました。とても嬉しかったですね。

優作

それは嬉しいね!!

そんな鶴見が思うサーキュレーションの魅力ってどういうところ?

鶴見

そうですね、新卒1年目であっても平等に扱われ、チャンスがあるというところです。

新卒・中途、年齢や役職に関わらず、よいアクションは讃えられるし、よい意見は尊重される。
自分が筋の通った提案をすれば実現することができるんだと思うとモチベーションにもなります。

また、役員も先輩もみんな人事のように新卒メンバーのことをよく見てくれていて、嬉しい気持ちになることが多いです。 
大学の同期に久しぶりに会うと、社内の人間関係やパワハラで悩んでいるという話も聞くことがあるので、サーキュレーションのオープンな環境は恵まれているなと思います。

里緒菜

コンサルタントの二人とは違う視点の魅力を言うと、私たちが経験やスキルを積んでいく先にビジョンがあることが自体が魅力であり、幸せなことだと感じています。

会社のパンフレットや採用の資料に大きくビジョンが書いてあっても、実際に中にいるメンバーに浸透していて、日々の業務でも意識されている会社って実はあまり多くないと思うんです。

目指しているビジョンに価値があると信じられることは、仕事がうまくいってるかどうかに関係なく、「ここで仕事をしたい」と思い続けられるモチベーションに繋がるんじゃないかなと。

会社の困難も成功も自分ごととして
感じられるのがベンチャーの醍醐味

素晴らしいですね。壮大な魅力が多いですが……もっと小さなことでも入社して自分が変わったと感じることはありますか?

鶴見

では、本当に小さなことですが……私はサーキュレーションに入ってから自己管理能力がついたと感じてます。

以前に比べて、目標が計画倒れに終わることがなくなったり、感情のコントロールも上手くなったり、優作さんの言うような「打席に立つ緊張感」があって変われたかなと思っています。

優作

さっきもちらっと言いましたが……人前で話せるようになりましたね(笑)

今一緒に働いている皆さんは、私が人前に出て話すタイプだと思ってくれていますが、大学までは全くそんなことはありませんでした。

どちらかと言うと、ものを語らない寡黙なひねくれキャラでしたね(笑)

鶴見

えー!! そうなんですか?? 全然そんな風には感じなかったです!

優作

でも、ひねくれてるのはわかるでしょ??

鶴見

いやぁ……はい(笑)

一同

(爆笑)

優作

でも、そう。いけすかないやつだったんですよ。
斜に構えてチクリと言うけど、自分は何もしない。

でもサーキュレーションに入ってそういうのは格好悪いなと思い始めて。
自分から手を上げて前に出て話す機会をもらって、そこから劇的に変わっていったという経緯がありました。

里緒菜

いいですね!

そういえば、今年、当社の新卒採用イべントに登壇した優作さんを見て、「優作さんのように信念を持って自分の考えを話せるようになりたい!」とおっしゃっている学生さんがいました。しかも、その学生さんは最終的に当社に入社を決めてくれましたよ!私もすごく嬉しかったです!

優作

そんな影響が与えられていたなら嬉しいです。
まぁ、今でも前で話すのはあんまり好きじゃないけどね(笑)

鶴見

意外!(笑) 里緒菜さんは何かありますか?

里緒菜

私は周囲を巻き込んで動かすということが上手くできなかったのですが、少しずつ変わってきているのかなという実感があります。

元々、「これをやりたい!」と強い想いを持つことはそんなに多くなく、想いを発信することも苦手でした。
なので、組織横断プロジェクトなどでは最初はどうやって動いたらいいかわからないことも多かったんです。
でも、組織がどんどんと大きくなる中で、組織横断プロジェクトの重要性、実感するようになって、自然とこうしたい!という想いが沸き立つようになりましたね。

誰かによい組織にしてもらうんじゃなくて、自分でいいと思う組織を作っていくんだと。
そんな感覚が芽生えてたことが、変わったきっかけだと思います。

ありがとうございます!最後に、こういう人がサーキュレーションに入社をすると楽しく働けるよというのを聞かせてください。

優作

社会課題に関心ある人、好奇心が旺盛な人、ビジネスを学びたい人にとっては最高の環境だと思います。
様々な分野のプロや経営者にお会いすることができるので、その気になれば、あらゆる分野の専門知識や豊富な経験に基づく考え方を吸収していくことができます。

鶴見

サーキュレーションに限らずですが、自分自身の目指す姿と会社の目指すビジョンに重なる部分があると、きついことがあっても簡単には折れなくなるので重要だなと思います。

まずは、「私はこうなりたい」という自分なりのぶれない軸を見つけること。今はまだ定まっていなくてもいいと思うんです。

ただ、みんな必ず今の自分を作った原体験は持っていると思っていて、それに気づけるのが自己分析だったり就職活動でもあると思うので、軸を見つけて、その上でビジョンに共感出来る方はぜひ来て欲しいです!

里緒菜

困難も喜びも自分ごととして捉えれる人であればこの環境を楽しみ尽くせると思います。

サーキュレーションの仕事は楽しいだけでなく泥臭い仕事も多いです。
ベンチャー企業なのでまだまだ仕組みが出来上がってない部分もあります。
でも、それをよりよくしていく、自分たちで作っていくのが醍醐味ですね。

優作

面接以外にも、インターンシップや個別面談などサーキュレーションのことを知って頂ける機会をたくさん設けています。
興味を持たれた方は、ぜひご自身なりの想いを聴かせてください!お待ちしています!!


※注釈 2021年2月以前に取材した内容となります。鶴見真子は2021年4月まで北信越支社コンサルタントを務めていましたが、2021年5月よりプロシェアリング本部 アライアンス推進チームに異動し全国の金融機関とのアライアンスを推進しています。また、松井 優作は2021年2月よりマネジャーに昇格しました。