新卒

挑戦したい人が挑戦できる社会を創る

TAKEUCHI MIHARU

2018年 新卒入社

経営管理本部
ヒューマンリソース部
キャリア採用・広報チーム リーダー

竹内 美晴

TAKEUCHI MIHARU

京都出身、東京大学文学部行動文化学科社会学研究室卒業。戦後70年間の大卒女性のキャリアと司法・経済・文化など外部要因を紐づけた研究を通して「前例をつくる」ことの重要性を認識。
自分が公私両どりで能力を研鑽して働きつづける前例になりたいと思いベンチャーでの成長を期待し、加えて既に新しい働き方を企業に啓蒙できるサーキュレーションに新卒3期生として入社。サービス業界を中心としたコンサルタントとして、新人賞を受賞。
約3年コンサルタントとして活躍、リーダーを務めたのち、2021年2月から広報に異動。
社内Circle!!のオタク部部長、風呂部副部長。

INTERVIEW

MY DAYS

「前例を作り続ければ社会は変わる」
自分の強い信念が会社の理念・事業とぴったりはまった

竹内さんはどんな学生時代を過ごしていたのでしょうか?

何にでも全力でというタイプですが、特に力を入れていたことが2つあります。

1つは大学から始めたフィギュアスケート、もう1つは女性のキャリア構築に関する勉強です。
ジェンダー論を学びながら、3年目からは家事労働についても研究。

卒論では、東大卒の女性が卒業してからどうキャリアを築いていくのか? その背景にはどういう法制度や経済状況、文化基盤があるのか?ということを文献と当事者の視点からまとめました。

私が女性のキャリアに興味を持つようになったきっかけは、母なんです。
母は国立大卒で外国語も堪能なのですが、事情があり今は働いていないんです。

でも、私の幼少期から一緒に国内外の報道番組を見て、一度も「知らないこと」「分からないこと」を否定せず、社会課題について対等に議論させてくれた人でした。

母は私に隠さず、なぜキャリアを続けていないのか、女性だからと諦めさせられた時はどんな時か、それを跳ね除けた人はどんな人か、あなたは今から努力すれば何でもできると言い続けてくれたおかげで、私は好きな地元を出てどんどん新しい場所に行きたいと思うようになりました。

父も、無条件に私の可能性を信じて働くということや、何事も継続が大事だということを教えてくれました。

両親からある意味で価値観と期待を継いで「私は社会で働き続けたいし、それができる」と思いましたし、自分だけではなく『挑戦したい人が挑戦できる社会を創りたい』という想いを持つようになりました。

サーキュレーションに入社を決めた理由を教えてください!

働き続けたい人が諦めなくてもいい社会を実現するために、私には目標ができました。
自分が望み通り働き続け、自己実現することで1つでも多くの前例を作ることです。

卒論を通して、社会構造を大きく変えるためには一定数前例がないと難しいということを感じました。
逆に、ある地点までたどり着けばそれは大きなうねりを起こす力になります。機会均等法がそうです。
あれは毎年少しずつ女性が労働省婦人少年局などに入省していったことと、国際社会の機運があって実現した法制度で、その後の女性の就活差別を劇的に改善しました。

今ネックになっているのは、間違いなく就業後の数十年間の終身雇用と長時間労働ができなくなるタイミングです。
男性も病気や介護があるし、加えて女性は産休があればキャリアが中断される。
個人を勤続可能性で評価することが企業の人材確保の首を締めていると思いました。

サーキュレーションのビジネスは私の想像の一歩先を行っていて、同時に複数社で働く人って何!?という衝撃から始まり、このプロジェクトごとに集合離散するモデルが広まれば、プロ人材に限らず、もっと自由に働き続けることができる世の中にできるのではないか、そう思って入社したいと思いました。

少人数制のMBA研修での学びを
現場経験を経て自分のものに

1年目ではどんな研修があったんでしょうか?

まずはマナー研修、ロールプレイング研修などの基礎研修を受け、そのあとはOJTで鍛え抜かれました。
特に慣れない電話でのアポイント取りは、正直大変でした。

でも厳しい中でも、先輩がわざとちょっかいを出して息抜きの時間を作ってくれたりして(笑)
いつも見てくれている、気にかけてくれていることが伝わってくるのは安心感がありましたし、ありがたかったです。OJTを通しての密なコミュニケーションのお陰で先輩方との信頼関係も深まりました。

MBAの研修もあったそうですね?

はい、7月から客先に出向くようになったのですが、そのあたりからMBA研修も始まりました。講師の方は、当社に登録されているプロ人材で、大手企業や外資系企業の社長や取締役を務められた素晴らしい経歴をお持ちなんです。その方に少人数制で教えて頂けるという非常に贅沢で貴重な研修でした。

でも、研修で学んだ事をすぐ現場で活かせたわけではありません。
業務の中で、先輩から「MBA研修で先生にこういうことを教えてもらったでしょ」と突っ込まれて、「ああ、これがあの時教えてもらったことなんだ!」と気づき、納得する。
座学で知識を学び、現場で体得していく日々でした。

目指すのは「この人と仕事したらワクワクできる!」
と思われるようなビジネスパーソン

担当している仕事の内容や、やりがいについて教えてください!

新卒から約3年間コンサルタントを務め、3年目にはユニットのリーダーを経験しました。現在は広報に異動し、未経験ながらもプレスリリース作成やメディア対応を行い、サーキュレーションの魅力を社内外に伝える業務を行っています。

コンサルタントとしてお客様の様々な経営課題解決のご支援をプロ人材の皆さんの素晴らしい経験・知見を活用させていただきながら行ってきました。
プロシェアリングサービスの可能性は無限大で、企業にとっては、「雇用」という概念ではなく、専門性の高いプロ人材を「活用」でき、社内の方々にとってもプロ人材とともにプロジェクトを進めることでも学びを得ることができます。また、個人にとっても自身の経験や知見を必要とする複数の企業で新しい経験や大きな変革を共にできます。

コンサルタントとして実際にお客様やプロ人材とお仕事させていただく中で得たことを活かし、広報としてサーキュレーションの魅力を社内外にお伝えすることで、プロシェアリングの可能性にワクワクしてもらいたいです。
自分自身にとっても全く新しい挑戦で、とてもワクワクしています!

1年目の業務で苦労したことはなんですか?

やはり、経営に関して素人の状態から経営者の方にヒアリングするのが大変でした。

プロ人材との打ち合わせの時も、自分が聞ききれていない部分が山ほどあって、反省ばかりでしたね。
当社のサービスは、テーマを絞らず幅広く提案できるので、どれが今の会社にとって一番必要な提案なのか、仮説を持って臨むことが求められます。

そんな時期も乗り越えて、新人賞を受賞されたと伺いました。ご自身で振り返って受賞のポイントはどこにあったと思いますか?

新卒で分からないなりに、とにかく仮説を素直にぶつけたり、質問してクライアントのニーズと向き合おうとしたことだと思います。当然その度に至らない点がたくさん露呈するのですが、貴重な時間をもらって何も提案できないのが一番よくないと思っているので、都度勉強をして、提案し続けた結果だと思います。

臆せずお客様と向き合った結果なのですね。今後の目標はどのように考えていますか?

『挑戦したい人が挑戦できる社会を創りたい』という想いは変わりませんし、そこは当社のビジョンやミッションとも重なっていると感じています。

そのために、今何をすべきか考えているところなのですが、まずは自分自身が『誰かに与えられた仕事を不満に思って改善提案もせずにこなすのではなく、自分でやりたいことを見つけて、提案して、形にできる』そんな自立したビジネスパーソンになりたいと思っています。

そして40代、50代になる頃には、ただ歩いているだけで「この人と仕事したらワクワクできる!」と周りが感じるような、自信と実績を持っていたいですね。今から積み上げなきゃいけないんですけど(笑)

最後に、これから就職活動を始める学生の方にメッセージをお願いします!

就職活動は同期の友達の状況に焦ったり、周りも良かれと思って色んなことを言います。

基本的に、人間は自分の選択を正しいと思いたいものなので、「この人はなんでこう言うのか?」も考えつつ、たくさん悩めばいいと思います。
そして最後は、自分の選んだ道を正解にする覚悟を持って会社を選ぶことが大事だと思います。

MY DAYS

わたしの1日

09:00

ニュースのピックアップ

日経やGoogle Alert、他にも日々気になるニュースを集めて、私個人の見解や企画のアイデアも添えてチームに報告します。たまに全社に関係のあるニュースがあると、ナレッジシェア用slack ch「知witter」にシェアしています。

10:00

上長と1on1

週1回は上長と30分から60分くらいの1on1ミーティング。各企画の進捗報告や、日々業務の相談事、上長からの情報共有で経営との目線合わせをします。

12:00

ウェビナーで勉強しながらランチ

月数回実施されているサーキュレーションのプロ人材が登壇する自社ウェビナーはネタと情報の宝庫なので、必ず確認するようにしています。

13:00

取材対応

外部メディアの取材に対して、プロ人材や代表、役員などに事前に依頼して対応いただきます。取材中は基本的に黒子。事前準備をどこまでできるのかが大事です。

14:00

企画

基本的に事例やプロ人材、社内を中心に情報を集め、世の中で話題になったり注目されている論点やテーマで企画書に整えます。意外性、社会性をどうやって数枚の資料に落とし込むかは毎回試行錯誤です。

16:00

推敲

寄稿や取材依頼、また他部署で社外に出す文章のチェック。自社の思いが伝わるように考え抜いています。

18:00

振り返りと業務設計

毎日欠かさず、今日の振り返りや学んだことを報告。広報は終わりが遠い仕事や成果が見えにくい仕事も多いですが、「自分の業務はどうだったか」を振り返ることで毎日フィードバックを作れます。

20:00

食事、勉強会参加

パートナーとご飯を食べ、インプットのために広報や最新ビジネスの勉強会などに参加。寝る前は柔軟と筋トレをして在宅勤務でもスケート体力が衰えないように頑張りますが、たまにサボる時も…